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そう思って空を飛んでると、お墓が見えた
そこには私の墓がある…
そして人影が見えた
なんと希望が私の墓の前に立っていた。
希望は毎日学校が終わると絶対に私の墓の前でいろんな話をしてくれる
楽しかったこと、イライラしたこと、いろいろ話してくれる
でも、希望はまだ立ち直っていない
希望は心の中ではすごく泣いている。
天使の私には心の気持ちしか知ることが出来ない
でも、人の気持ちを知ることが出来るがなにもしてあげられない
そして私が死んでから希望は心から笑ったことがない
いつもいつも作り笑いだ
家に帰るとずっと私と二人で撮った写真を見て声を殺して泣いている
そんな希望は、誰にも迷惑をかけたくない気持ちと悲しい気持ちと戦っているのを知っているから
私は私の墓の前で泣いている希望の後ろから抱きしめた
希望に何かあると私はそのたびに後ろから抱きしめた
すると希望は楽になると言っていた
そして私は
｢そんなに泣かないで、私はいつでも希望のことを見ているよ｣
と言った。
すると聞こえていないはずなのに希望は涙を流した。
｢今、姉ちゃんの声が聞こえた気がした。
姉ちゃんが俺を抱きしめてくれたような気がした。そうだな、よし、姉ちゃんのために頑張るぞ｣
よかった。希望が立ち直ってくれた
多分、希望はもう大丈夫だと思う。
問題は隆児なんだよな
人から見たらすごくたよりになる奴だけど心の中はすごく傷ついているからな
すると隆児が通っている高校にきた
隆児はやっぱり女子には人気者だった。
いつも周りには女子がいる
すると一人の女子生徒が隆児に告白をした
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