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私はどうするんだろと見てたら隆児は断ったみたい
女子生徒が泣きながら走って行ってしまった。
そのとき隆児からすごく強い気持ちが伝わってきた
「未来…なんでお前が居ないんだよ」
そしてハッと隆児の方をみた
隆児はすごく暗い顔をしていた
そのときは私は申し訳ない気持ちでいっぱいになった
そして同時に隆児も立ち直っていないと感じた
隆児は家に帰り、部屋に戻ると遊園地で隆児が私にくれたペンダントを手に取った。
クリスマスでくれたペンダントは私と一緒に焼かれてここにはない…
そして遊園地でくれたペンダントは私の形見として隆児の所に行った。
そのペンダントをぎゅっとにぎりしめて
「お前が行くって行っていた高校にも行った、お前の家にも行ったなのになんでお前がどこにも居ないんだよ。どうしてお前は俺の前から居なくなったんだよ」
と私の中に隆児の感情が流れてきた。
そして隆児は声を殺して泣いた。
私はここにいるよ、ずっと隆児のそばにいるよ、ちゃんと見てるよ
ごめんね、ごめんね、私のせいだよね
私が病気にかかったりしたからだよね
ごめんね、ごめんね、ごめんなさい…
そう思いながら何回も何回も謝った。
私は隆児を一人にさせたんだ
だって付き合ってまだ一年もたっていないのに私は居なくなった
隆児の前から消えた。
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