14人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ハァ、
起きろ彩。」
グギッ!!!
「Σうぐっ!?
気絶しかけた人にヘッドロックは勘弁、(泣」
彩は短めの髪とフリルがふんだんに使われたゴスロリの服を揺らしながら起き上がる。
「“また”アイツだって。
お前アイツと仲良いからいつものよろしくね~。」
「人使い荒いよ姉貴、
……ごめんなさいカッター向けないで僕が悪かったですすみません。(泣」
フローリングの上で土下座する妹を無視して圭織はカッターを向けたまま携帯を弄る。
すると、
📱}君は王女~♪僕は召使い~♪
「!」
「!あ、」
メールの着信音が響いた。(笑)
カチッ
「……。」
「何?何?
たがみんさん?✨」
何故か目を輝かせて姉の携帯を除き込む彩。
.
最初のコメントを投稿しよう!