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「片瀬さん?」
「うっわっ。はい!」
と、今度は祐に話しかけられた。
「クククッ。これ、俺の携帯番号。道に迷ったら電話して?」
と言い、スタジオをあとにして行った。
。。。。
えっとぉ~。。。ただいまあり得ないことが起こって、私の思考は止まっております。。。
だって。祐の携帯って…。。。こんなにも夢みたいな事があると…
勿論、ただ親切で渡してくれただけなのはわかっていますとも!
でも。私はずっと携帯番号を見つめ、その場から動けないでいた。。。
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