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「君がエクゾディアを集めてるのかい?」
貭川「え?はぁ…集めてますけど…それが何か?」
「そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。といっても、信用できないだろうけどね…。」
当たり前だ。見ず知らずの男からいきなりエクゾディアを集めてるのか聞かれて警戒しないヤツなんているワケがない。
「君に僕のエクゾディアを譲るよ…何も聞かずに受け取ってくれ。」
貭川「はぁ!?なんでオレに!?」
「本当はもっと慎重にいきたかったんだけどね…時間がないんだ。すまない、君に僕達の全てを託すよ…」
これだ…この時、エクゾディアを受け取らなければオレは普通の生活をしていたんだ。
だがオレは受け取ってしまった。エクゾディアが欲しかったのも理由の一つだが、この人があまりにも真剣だったからだ。
「…本当にすまない。さぁ、早く行くんだ。」
貭川「……ありがとうございます。でも、必ず…必ず返します!」
「ああ、君と再び会える日を待っているよ…。」
この日、オレは全てのエクゾディアパーツを揃えた。
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