獅子奮迅

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……あぁ ああああ ──あ゙ぁああああ゙あ゙ぁ゙ああぁあぁぁぁぁぁぁあ ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ。 殺意が止まらない。 魔術師を殺したくて斬殺したくて絞殺したくて食い殺したくて撲殺したくてとにかくグッチャグチャにしたくて………… 「くはっ、──あはっ、あはははははははっ、あははははははははっ!ひゃはは、ヤベェよぉ!!くふふ……」 これから楽しい楽しい真夜中のパーティーが始まるかと思うと流石にこらえきれず、高らかに笑ってしまった。 これ発動するとマジキチみたいになるからちょっと嫌なんよねぇ…… え、普段からマジキチ? やかましいわwww ◆ ◆ ◆ 「あぁ~……あの詠唱だとまさかとは思ったけど……本当にアレをやるとはねぇ……」 これじゃ僕、いらない子じゃん。 僕だってたまには【自界顕現(ドゥルガ)】したいのに…… つかチアキが【自界顕現】したせいで、辺りがさっきまで灼熱の昼間だったのに、青い満月浮かぶ深夜になっちゃってんじゃん。 砂漠の夜は冷える冷える。 「紅花、寒いから暖かくして」 「あ、おう……」 とりまチアキがガチッてるおかげで僕や黒鉄の出番は無さそうだから、久々にアイツの理性飛ばしたラリってる戦いを観戦しようか。
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