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しかし、
ヒイラ「アイリス、あれちゃんとコントロールしないと仲間に当たったら危ないんだからな?
一気に十体以上を凍り付けにするのはいいが少しクリンの方にまでいってたぞ。」
あれは本当に危ないな、十粒の雪に触れるだけで動けなくなる上にそれが吹雪だ。
あそこで凍った奴らはいつやられたかわかんねぇだろうな。
雪属性の魔法と水属性の氷魔法の違いはどうやら触れた所からの氷結速度と凍らせられるようになる魔力量らしい。
雪属性の魔法は氷魔法よりも相手を凍らせるスピードが早く、その魔力量が氷魔法の十分の一でいいらしい。
ただ、その分小回りが聞かない上に集中力がいるようだ。ま、簡単にいえば一つの爆弾かな。
アイリス「うっ…。だ、大丈夫だよ!!
一応考えてはいるから!!」
クリン『それより何で呼んだの!!
まだ遊び足りないの!!』
ヒイラ「そのせいでおれの分が無くなるんだよ!!
おれの依頼なのにおれが働かないのはいやだ!!
巻き添えくらいたくなかったらここにいろ。」
ま、おれの作るやつは仲間は効かないようにしてるのがほとんどだがな。
おれは崖下を眺める。
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