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―次の日―
ヒイラ「さて、何か暴れられるのない?ミラさん。」
今日は初依頼をするため、おれの肩に乗っているクリンと少し眠そうなアイリスを連れて受付に来た。
やっぱり初依頼はバシッとやりたいからな、討伐系がいい。
クリン『僕も暴れたいの~~!!』
クリンもやる気十分だ、ていうかクリンが暴れたらおれの出番ないんじゃね?
ミラ「フフ、二人とも元気ね~。
クリンちゃんが暴れるならこれぐらいのやつかしら。」
ミラさんが見せてくれた依頼書にはXランクの依頼でジーダ荒野にいるSSランクモンスター・グローズの100以上討伐と書いてあった。
SSランクならアイリスも倒せるだろうからちょうどいいかな。
ヒイラ「じゃあこれにする。アイリス、いくぞ。」
おれは転移で二人を連れてその場を去った。
―城門―
ヒイラ「クリン、ジーダ荒野はわかるか?」
クリン『大丈夫なの。ここら辺はわかるの。』
アイリス「飛んで行くなら1時間もかかんないよ。
帰りは転移するんでしょ?」
ヒイラ「まぁな。さぁ、行こうか。」
クリンは元の大きさに戻り、おれとアイリスは素早くクリンに乗って飛び上がる。
後ろが騒がしかった気もするが気のせいだろう。
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