ep,1 【Death the Would】

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「俺とゆりは三年の教室の筈なのだが…三年のどこ?」 「知らないわよ、適当でいいでしょ!適当で!さぁ、乗り込むわよ♪」 「はいは~い…」 こいつに聞いたのは間違いだったな…でもまぁ…コイツの行き当たりばったりも嫌いじゃないし… 「おっはよ~♪」 度胸あると思うし…ゆりは言った通り、適当な教室のドアをおもいっきり開ける… さあて…何が出てくるかな~? 『あっ!?仲村さん、西神くん、おはよー!』 『2人とも遅いよ~もうすぐ授業始まるよ?』 「えっ、ええ…」 「わりぃわりぃ…屋上で爆睡しててよ、ゆりが起こしに来たんだわ…」 「そ、そうなのよ!もう翔ったら目を離すと直ぐに屋上にいるんだから♪」 「はっはっ、ごめんな~♪」 俺はゆりに背中をバシバシ叩かれながら人間もどきに話しかける… 『相変わらず仲いいね~♪』 『妬けちゃうね~♪』 普通の反応…どこか作り物くさい感じがするけど…鈍感な奴は気づかないだろうな… 「………なによ、こいつら…」 ゆりは気づいてるみたいだけど…生徒がこんなんだったら…先生は全員そうなんだろうな… 『あっ!?授業始まるよ!』 授業とか…どんだけ真面目だよ…
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