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キッカケは掴めたし…後はさっさとゆりの部屋の場所聞くかな…
「あのさ…聞きたい事があるんだけど?」
『なんですか?』
『…大好きです…』
「仲村ゆりの部屋を教えて欲しいんだけど…わかる?(今のは幻聴か?)」
『あれ?いつも迎えに来てますよね?』
『…愛しています』
「そうなんだけど、折角だしね♪(幻聴だな…うん幻聴だ…)」
『相変わらずですね?仲村さんの部屋は、二階の一番端ですよ』
『…貴方と同じ墓に入ります』
「盛大にお礼と否定を申し上げよう…」
俺は逃げるようにその場を後にした…あれがヤンデレってやつなのか?
震えと鳥肌が…
「ついた…」
言われた通り二階の一番端の部屋の前に俺はいた…つってもいつも迎えに来てるから今さら確認する必要もないんだけど…
【仲村ゆり】
【■■■】
ゆりの部屋のこれを見るたびに笑みがこぼれるな…自分で名前を付け加えてるし…もう1人の名が黒く塗り潰されているのが気になるが…
「まぁ…どうせ追い出したんだろうから気にしても仕方ないな…」
俺はそう呟きながらノックした…
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