ep,2 【New a visitor】

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「ゆり~起きてるか~?」 「しょ、翔!」 おろ?珍しく起きてるな…声もハッキリしてるし…寝起きではなさそうだな… 「おぉ、俺だ…入るぞ…」 「ちょ、ちょっと待っ!開けるな!待ちなさい!」 ん?なんでそんなに慌ててんだ?俺はドアノブに手をかけたまま考える… 俺を部屋に入れたくない理由… 「思い浮かばん、入るぞ」 「色々あるだろうが!」 「まったくわからん、むしろ着替え中なら最高だとか思ってたり思ってたり…」 「確信犯じゃない!」 「入るぞ」 ゆりの制止を無視して俺はゆりの部屋に入る…まぁ…どうせ寝癖が酷いとかそんなんだろ? 「ゆり~…一体全体なん…だっ…てん…だ…」 俺はゆりを見ると思わず唖然とした…なぜなら… 「ば、バカ!見るな!」 着替えの最中だったのだろう下はスカートを履いていたが上はゆりの綺麗な背中があらわになっていた… 「成る程…そういうことか…」 俺としたことがとんでもないデリカシーのなさだったな…俺は自分が許せなくなりそうだ… 「ゆり…」 「…なに?」 「すまない…」 「やっとわかったの?」 「ああ…本当にすまない…死んで詫びれないのが申し訳ない…」 「…別にそこまで「まさか…」えっ?」 「まさかゆりも欲求不満だとは思わなかった!」 「……………………(ブチ)」 そして俺は今、吊るされている…
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