ep,0 【Prologue】

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「なにしてんの?って見りゃわかんだろ!お前の下着の白さに見とれてたら理不尽にお前のローファーが俺の顔面を的確に捉え!そのまま一瞬で後頭部を壁に強打し何故蹴られたって考えつつも、パンチラあったからまぁいっか♪って思いながらのたうち回ってたんだよ!」 ハァ…ハァ…ハァ…完璧に答えてやったぜ…コイツもさすがに自分に非があると認めるだろ? 紫がかった髪に緑のリボンがついたカチューシャをした俺の彼女は…明らかに呆れた顔をしながら… 「……200%翔が悪いじゃない…明らかに…」 言い放った… 「シット!そうだった!ゆりは自分の非をけして認めない(まぁそこが可愛いんだが…)!わかっていたのに…この悪女は(まぁそんなSっ気満載なところもツボだが…)可愛い過ぎるぜ!」 (なんでコイツとつきあってんだろうって思うけど…別れたいとは思わないのが不思議ね…) (って思ってんだろうな~?) 大体つかみもいいかんじだったんで俺の彼女、中村 ゆりは…俺の顔を見ながらため息をつくと、とりあえず俺らが一番聞きたい筈の質問を… 「んで…ここどこ?」 口にした…
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