きっかけ

10/11
前へ
/13ページ
次へ
今は2時半、今日は学校が終わるのが早い日。 1人で席に座っている漣、あたしは声をかけた。 「漣?」 「んっ?」 今梨沙はいない、どこかへ行っている。 「楽しんできてね!!初デート」 「初デートって...ありがとな」 「しっかり告白してね?」 「...おう」 「絶対?」 「おう」 ちょうど、どこかに行っていた梨沙が戻ってきた。 「あ、漣いた!早く帰るよ!!間に合わなくなっちゃうよ」 「あ、そうだな」 「ほら、早く!!」 「ちょっと待てよ…」 「ほら早く!あ、あすごめん…今日帰れない、急がなきゃだから…」 「大丈夫だよ」 「ありがと、ばいばい」 「ばいばい」 2人は急いで行ってしまった。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加