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翌日
カイト「どういうことだ…。魔力が無いだと!?なあメリー。何かの間違いだよな…?」
メリー「私もそうであってほしいです。でも…グスン、さっきから何回やっても無いんですよ」
カイト「我等火の貴族の子が魔力無しだと世間に知られたら大変だ!!この子は、強制転移で魔の森に飛ばそう」
メリー「やめてあなた!!魔力が無くてもいいじゃない。考えなおして!!」
カイト「そうはいってもな…。仕方ない。私を愛してくれたメリーの頼みだ。」
そう言った途端、メリーの顔がパッと明るくなる
しかし、次の言葉を聞いてまた暗い雰囲気になるのであった
カイト「しかし、捨てるのは確実だ。期間をつけよう。私の初めての子供なんだ。少しぐらいいいよな。」
最後に一家が微笑んだ姿は、本当に幸せな家族に見えたのだった
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