出会い

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「誰だよ、お前」 翔がユウに喧嘩をうるように言った。 ユウが翔に言葉を発するよりも先に 「私が男に絡まれているのを助けてもらった。 ほら、翔そろそろ帰んないとおばちゃんに怒られる」 翔はまだ何か言いたそうだったが渋々歩きだした。 「ちょっと待って!」 ユウは私をひきとめ、小さく折られた紙を渡した。 「気をつけてね」 そう私に言ったユウの顔を見て私は、再びドキッとした。 ―この気持ちって…―
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