悲壮

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「私、あなたにまでそんなこと言われなきゃいけないの?」 「…何?なんか不満なの?」 「あんたの事実じゃないの」 「それでも、そんなこと言われたくないわ…」 「まだ色々言うわけ。そんな立場もないアバズレのクセに…!」 「痛いっ」 一人が私のショートカットの髪を鷲掴んで引っ張り上げた ぶちぶちと髪が切れる音がする 3人に囲まれて、私は脚の震えが止まらなかった カタカタカタカタ動いて、せわしい私の脚 とまりなさいよ私の脚
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