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とにもかくにも、サインをしなきゃ始まらないので、ユーリはちゃっちゃとサインする
学園長はそれを受けとると、笑顔で頷き引き出しからカードを取り出す
「このカードは生徒証明書であると同時に学園内の食券を買うのにも使われます」
つまりはそのカードが無いと、食堂は使えないし、そもそも学園に入れないと
「お二人にこのカードをお渡しします。無くさないように」
前に出されたカードを取ろうとしたが、そのカードはエレナによってぶん取られた
「私がお預かりします。ユーリ様はすぐに無くしますので」
否定できないな・・・・・・。そんなバッサリ言う必要もないわけだが
「それではレイロン先生、この二人を教室に案内してください」
「わかりました。それではついてきてください」
レイロンが出ていき、ユーリとエレナもそれについていく
そして残されたハスラーは、溜まっていた事務仕事を再開するのだった
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