第2章

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「美緒!ケータイ鳴ってる!」 歌ってる美緒の目の前にケータイを持っていった 「あっ!護からだ!」 電話の相手が護からだとわかると歌うのを止め嬉しそうに電話にでた 「もしもし?護?」 「…今?サーヤとカラオケだけど?」 「……話?なんの?」 嬉しそうだった顔が段々真面目そうな顔に変わってきた 「……んー、ちょっと待って。サーヤ、護が話あるんだけど一緒に聞いてくれないか?って」 電話の途中で紗耶香に聞いてきた 「いいけど。なんの話?」 「さあ?なんの話か言ってくれないんだよね」 真面目な顔が今度は不安そうな顔に変わった 「いいって。…………うん…………うん…………わかった、待ってる」 電話を切ってもまだケータイを見つめている美緒 .
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