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65名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 22:38:40.48 ID:ElBo9ml3O
( ・∀・)「あはははは!!」
笑いつつ、走ってくるモララー。
(;^ω^)(落ち着け、落ち着け僕!!)
逆に、と。
ブーンは冷静に考える。
目の前にいるのはディオじゃない。ちょっと前に能力を手にいれたばっかの、頭のおかしい子だ。
こいつは今、幸せの絶頂なのだ。
ザ・ワールドを使うのが楽しくて仕方ない。
なら、自分を殴るとしたら必ず。
(;^ω^)(必ずビッグパンチになるお!こざかしいマネをするわけがない!)
つまり、能力を使うとしたら、必ず大振りになる。
隙が出来る。
( ^ω^)「覚悟を決めるしかない!!」
ブーンは背を壁にはりつけた。
( ・∀・)「?」
モララーにはそれが何を意図するものかはわからなかった。
しかし、構わない。自分にはザ・ワールドがある。
かわす方法など、ない。
66名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 22:44:09.03 ID:ElBo9ml3O
( ・∀・)「ザ・ワールド!!時よ止まれ!!」
時のとまった世界。完全に静止した世界だ。モララーはそこを自在に動く。
そして、目の前には間抜け面をしたブーン。
何をしようとしたのか、壁に張り付いている。
しかし、こいつは馬鹿だ。
壁に張り付いたら、力の逃げ場がなくなるのがわからないものか。
先ほどまで吹っ飛ばされる事で分散されていた力も、全て体に伝わる事になる。
( ・∀・)「このまま潰すのもいいけどなぁ、しかし…」
モララーはブーンの能力をまだ見ていない。
これでは、なんの面白みもなかった。
あのディオ様は、その力と知恵でいつでも相手の全力をねじ伏せて勝った。
まずブーンの能力を見よう。
殺すのは、それからでいい。
これくらいでいいのかな?と少し力加減をし、
ようやく目の前のブーンをぶん殴った。
( ・∀・)「そして時は動き出す」
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