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会議場の外に出ればルートヴィッヒの傍には会議のメンバーの姿があった
ルートヴィッヒは落ち着いた様子ではあったがその表情に覇気はなく
心配するメンバーに対して疲れきった様子で「心配ない」と口にしていた
ギルベルトはその様子に眉を顰めてルートヴィッヒを見ていた
「ルートヴィッヒ、この後時間あるか?」
いつの間にかアーサーはルートヴィッヒの前に立っていた
「会議の内容、お前も知っておいた方がいいと思うからな」
「あ、あぁ…助かる…」
「あと、今お前が一番会いたいやつに会わせてやる」
ルートヴィッヒの耳元で回りに聞こえないようにアーサーが囁く
「何…を…」
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