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ルートヴィッヒとアーサーは残りのメンバーが来るまでに小数のメンバーと今回の議題について話し合っている
「Bonjour」
しばらくしてフランシスが入ってきた
「おっせーよ糞髭」
いつも通りアーサーがフランシスに嗾ける
「時間ぴったですー遅れてませんー…って…あれ…?」
いつも通りそのまま喧嘩…と行く前にフランシスが言葉を詰まらせた
「どうした?」
いつもの流れにならなかったことを不審に思ったルートヴィッヒが声を掛けるも
それすら聞こえていない様子でフランシスはアーサーの後ろを見て目を見開いていた
「ギル…ちゃん…?」
フランシスがそういった先には確かにギルベルトがいた
ただアーサー以外には見えていないはずだった
「フランシス…?何を言って…」
「フランシス…!ちょっと来い!」
兄の名を聞いたルートヴィッヒが顔を引きつらせてフランシスに問う前に、アーサーは乱暴にフランシスの腕を掴み会議室を出た
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