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山口中学、普通の中学であり、野球部はそこそこ強かった。
部長:小西恭介(こにしきょうすけ)
副部長:酒井信吾(さかいしんご)、斎田 光司(さいたこうじ)。この3人は、とても仲が良く、小さい頃からの親友であった。
そして3人が中心となり、山中野球部を引っ張って行った。
最後の大会は、準決勝で強豪とあたり敗退だった。
恭介たちの代は終わり、物語は受験からはじまる。
「信吾、高校どこに行くんだ!?」
「俺!?頭わりぃし、柳橋高校かな。恭介は!?」
「また信吾と一緒に野球出来そうだな。俺も柳橋だよ。そんときはまたよろしくな!」
「おう!!そういや光司は!?」
「まだ決めてないんだ」少し落ち込み気味に光司が言った。
「そっか。決まったら教えてくれよ!」恭介が言った。
この時2人はまだ、光司が転校することを、知らなかった。
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