この手で君を抱きしめられたら…

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この手で君を抱きしめられたら もう二度と離しはしない 離してしまえば もう君は現れないだろう 雪が静かにこの街に降り注ぐ   月の光に照らされて まるで天使が舞い降りたようで 何処かで君が見つめてる 俯いた僕を   夢の世界へ連れていって あの日の二人の場所へ 僕らはまだ変わっていないよね?   この手で君を抱きしめられたら ずっと夜が明けるまで 星の洪水に君がさらわれてしまわぬよう 眠れば新しい朝が来る   悲しかった昨日が 過ぎてゆく 消えてゆく   僕らに待っているのは過去じゃない 繰り返さない日々を壊さぬように 今 創っていく未来   今とは違う昔とも違う 一度しかない時間を この空の中深く刻んでゆこうよ   この手で君を抱きしめられたら もう二度と離さないから 離してしまった時は 君の未来を歩けばいい   君の事が大切だから 君には笑っていてほしいから
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