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自転車の後ろに乗って連れて来られたのは涼介の家。 「DVDでも見るか?」 「うんっ」 涼介と一緒にいれるなら、なんでもいい。 涼介はDVDの設定をして、僕の横に座った。 「なんのDVD?」 「んー、洋画」 「そっか」 洋画が始まったけど僕の頭は涼介でいっぱい。 だって涼介が隣にいるんだもん。 ドキドキするのは、仕方ないでしょ。 「・・っ、/」 僕の手の上にそっと重ねられた涼介の手。 びっくりして涼介の顔を見ると、涼介は優しく笑っていた。 「な、に・・/?」 「ゆーとに触れたくなった」 「意味、わかんないし・・/」
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