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「な、なに言って…/」
あまりにも突然で
今までそんなこと
一度も言われたこと
なんてない僕。
どこを見ていいのか
わからない。
「やべー、超可愛い」
「わっ」
いきなり抱き寄せられて
涼介の腕の中。
涼介はまた綺麗に笑って
僕の首元に顔を埋めた。
「いい匂い…」
「くすぐったいよっ/」
「…、ちゅ」
って可愛く響いたリップ音。
「わわわわわわわわ、/」
「あははっ、びっくりしすぎ」
「だ、だってだってっ!」
「頬っぺたじゃん(笑)」
「頬っぺたでもびっくりするの!」
「可愛いー」
「可愛くないっ!/」
「…、裕翔」
少し掠れた声。
涼介を見るといつにもなく
真剣な目で僕を見ていた。
頬に添えられた涼介の手。
「な、なななに?」
「裕翔がほしい」
「あ、/え?」
いきなり欲しいなんて
言われても、僕は一体
どうしたら…。
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