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「りょ、涼介・・/?」 「……、なに」 「ど、したらいい/?」 僕は、どうしたらいい? こんなこと経験したこと なんてないから変なこと をしてしまいそうだ。 それにドキドキしすぎて まともに頭が働かない。 「なにもしなくていい そのままの裕翔が見たい」 「ちょっ、/」 頬から首筋をなぞり 胸元まで下りてきた手。 その手はワイシャツの ボタンを一つずつ外し始めた。 恥ずかしくて恥ずかしくて 涼介の顔が見れなくてぎゅ っと目を閉じた。 「・・・んっ!/」 胸が見えるか見えないか くらいのところまで外された ワイシャツのボタン。 まあ男の僕になんて、胸と いえるものはないのだけれど ワイシャツのえりを左右に 広げられて隙だらけの胸元 に涼介の唇が這っている。 「んっ、ん・・/」
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