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君と出会ったのは、あの入学式。
君は隣にいたね
誰とも話そうとしないから
私から声をかけた
薄い記憶をたどってるから
君のことうまく伝えられない
けど
気にしてたよ
授業中に寄せる視線は
私なのかあの仔なのか
席が近いからわからなかった
でも期待してた
だって
黒板についた白い暗号を
一緒に消してくれたから
だけど私は素直じゃないね
だから最後まで言えなくて
もし想いが通じあっていたら
きっと今のあたしはいない
素直な君をみんなが好きだった
私なんか君を振り向かせられなくて
寂しくて
寂しくて
でも好きでした
愛しかったです…
君が。
中学一年生の私より
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