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「おい、すばるテメェあれ持って来いよどうせ暇だろ?」
幼児とは思えないセリフですばるに話しかけるはづきが指を指す方向にはスプーンが置いてある
「はッふざけんな、んなもん自分でとりやがれ腐れ幼児」
間髪入れずに幼児に対して容赦ないセリフですばるが答える
「けっスプーンも取れねぇのかよなさけなッだから学校も通えないんだよ」
ブチッとすばるの方向から糸がキレたような音が聞こえた。だが切れたのは糸ではなくすばるだった。
すばるはスッと立ち上がると椅子にすわっているはづきに向かって大きく息を吸ったそして
「はづき!!俺は自分から高校を辞めたんだ!通おうと思ったらいくらでもいけんだよ!!幼稚園児のテメェには関係ねぇだろうが!!」
その幼稚園児にむかって大人げなく怒鳴っているすばるをよそにはづきは既に完食していた。
「ハイハイわかりましたよニートさん」
すばるに向かってニィッと笑って吐いた言葉はいったいどこで覚えてきたのかさらにすばるを怒らせる的確な言葉だった
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