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『モッチは、今から決める内容、黒板に書いて。
有華ちゃんと由美は、1、2年の名前とクラスまとめて。適当に自己紹介したら教えて』
『はぁい(^-^)/!』
かっこよくテキパキ指示だすアイちゃん。まぁ、約一名、ウルウルの熱い視線とよいお返事返してますが… あ、有華が呆れてる(笑)。
さて、書きますか♪
私はアイちゃんからプリントを受けとると、必要項目を書き始める。
すると、
『さえ♪それじぁ、見えないでしょ♪』
一斉に聴こえる笑い声と、ヒソヒソ話。
笑ってるのは、主に男の子達で…女の子の大半はヒソヒソと冷たい視線だった。
『ほぉら、さえ♪黒板の下の方に書いても見えませんって♪』
声は……崎山誉だった。
142センチの私。
黒板の上に届く訳もなく…私のかいた文字は黒板の真ん中より下になっていた…。
『しょうがないですね♪サエチャンは♪』
崎山誉は私の所まで、歩いて来ると、
私の手からチョークを取った。
『仕方ないから、俺が書きますよ♪紗英。
アイさん、いいでしょ?俺、団員じゃないから暇ですよ。』
『…いいけど。』
アイちゃんは興味ない返事を返す。
だけど、
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