★(  ̄ノ∇ ̄) ̄- ̄) …さえぇ と モッチ …★

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たぶん、あの会話さえ聴かなければ、今でも3人で仲良く出来ていたんじゃないかと思う。 …外は雨で、3人で私の家で遊んでいたときだった。 当時の私は、トモキとハル姉が気づくと2人で遊ぶから、 『さえと、遊んで♪』 とよく言っていた。 正しくは、 『さえぇ、あしょぼ♪』 と言っていたらしい。 そこから、【さえぇ】と呼ばれるようになった。 『さえぇ、あしょぼ♪』 その時も、そう言って、二人の後をおっていた。 雨で外を走れないから、私たちは二階でかくれんぼをしていた。 『今度はトモキが鬼さん♪』 私とハル姉は、それぞれの隠れ場所に…。 『もー、い~よ♪』 いつみつけに来るかな? ワクワクを押さえながら、隠れていた。 …まだかな? 小さかったから、わずかな時間だったけど、心配になって、隠れていた場所を抜け出し、廊下にでる。 『ハルヒ、見っけたよ!』 隣の部屋からはトモキの声。 あ、ハル姉をみつけた? 『トモキぃ、早いね~!』ハル姉の声がする。 また、隠れた方がいいよね? そう思って引き換えそうとした時だった。
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