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応援団の打ち合わせがあってから数日後、私は半泣きだった。
『…御愁傷様…』
『…ね?言ったとおりでしょ?』
由美ちゃんと有華が、気の毒そうな、顔で話す。
『…甘かったよ…』
甘かったのは…
私の考え。
甘くみすぎた崎山誉のモテモテな?現実…。
あの打ち合わせ以来、
『誉、3年の女となかいいんだって』
『誉くん、なんか3年の有華さんと由美さんの友達の人とすごく仲良くてイチャイチャしてるんだって!』
からの、
『あ、なんかその人だけ名前でよんでるらしいよ?』『え?さえ?』
『あの、森さえ?』
『誉くん、皆のものなのにぃ💢』
『羨ましい!』
『ずるい💢』
と、噂は流れ流れ…(T-T)
いや、噂だけなら、まだいい。
噂だけなら💢!
私は…崎山誉から、付きまとわれた…(T-T)(T-T)
それが、またまた誤解を生む…。
そして、私はモッチではなく、上書きされたかのように、さえ と皆から呼ばれるようになった。
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