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そして、打ち合わせの間も、崎山誉は、私の隣に座り、チャチャいれてきた。
『じゃ、今日はこれで終了!』
アイちゃんの声で、今日の話し合いが終わる。
皆、席をたち、教室からでていく。
私は隣にいる、崎山誉をチラ見する。
『…ナンですか?』
『…。』
『…ナンですか?言ったらどうです?』
『…言っていいん?…』
売り言葉に買い言葉、語尾が強くなる。
『…どうぞ?』
カッチィ➰ン💢
『なら、言うよ?
崎山誉さ、あんた、何なの💢?
これ見よがしにじゃれてきてさ?
わざと?くそガキの仕返し?
なら、悪かったわよ!!
ごめんなさい💢!!
でも、初対面からからかわれた私もすっげー気分悪いんだよね!!
自分が何しても人から好かれるとか思ってない?
そんなん勘違いだから!
私は、はっきり言うがあんたがうざいんだよ💢』
しーー―ぃん…
静まり返る。
…しまった💦
言い過ぎた…かなぁ?
『…ぶっ!』
崎山誉は、吹き出して、笑い転げていた。
それは今まで見たことのない、可愛くて可愛くて、なんというか…無邪気な笑顔で…。
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