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『うわぁ!さえぇ~!』
『…!!(T-T)!』
打ち合わせの教室に入ると、いきなし、名前を呼ばれる。
騒ぎの中にいる、トモキが私を見つけて、手をふる。
由美ちゃんと有華が、びっくりして、私を覗きこむ…。
無邪気な顔して、駆け寄るトモキ… 。
木屋トモキ。いっこ下の、幼馴染み。
高校に入り、トモキは人気があって。まぁ、学年も違えば話す機会もなくなって。そんなんで、あまり話さなくなっていた。
【…来るんじゃねぇ…💢】
その思いもむなしく、駆け寄ると、私たちが座っている前の机に座った。
『まじ、久しぶりだねぇ♪さえぇ(笑)!元気?相変わらずちびっこやぁ?まだ牛乳飲めないのか?
(笑)(◎`∀´◎)(笑)』
私の頭をポンポン叩きながら、話す。
それを見ている周りから笑いが起きる…💢
あぁ…コイツは、トモキはこんなヤツよ…💢
『ちょっと、モッチ、知り合い?』
有華が、笑いをこらえて聞いてくる💢
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