★…過去 高校…★

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『…同じ小、中学校でした…』 ふてくされて話す私に、トモキは 『家も近いぞ~』 と楽しそうにばらす。 トモキ…口を閉じろ…さもなければ、縫ってやる💢 トモキが、話してる横の椅子が動く。 『トモキ、知り合い?』 と。椅子を動かしながら、すわってくるのは、崎山誉(さきやまほまれ)だ。 【…ヤツまでかよ…】 チラリと周りをみると、他の女の子たちがひそひそ(  ̄ノ∇ ̄) ̄- ̄)ヒソヒソ うざ。┐(  ̄ー ̄)┌ フッ 崎山 誉。 いっこ下の、トモキの友人らしい。 崎山誉は、一言でいえば、【王子】らしい。綺麗な綺麗な肌と大きな瞳。モデルか?並みの身長…。加えて金持ち御曹司らしい…(←興味なし(笑)) 私の人生には、関わりない方だろう…。 私は、この時、そう思っていて、… 誉と、この先、どうなるかなんて、思ってなかった。………… 『初めまして。崎山です。有華さんと由美ちゃんですよね…と?』 と?…崎山誉が私をみる。あぁ、わかんないよね? 私なんてさ。 『あ、さえぇだよ!』 トモキが笑う。 『ヤッパリ?さえぇーなんだ!…チビだね(笑)!』 崎山誉が笑い出す。 『は?…』
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