写真

10/10
前へ
/13ページ
次へ
翌日、 優勝と書かれたとこに 私の写真が貼られていて泣きたくなった。 その写真を見る度に 朔に好きだと言われたのを思い出して顔があつくなる。 「可愛くとれたでしょ?」 「朔・・・。」 「また撮らせて?」 「ぜったい、嫌っ!!」 私はそう言い残して 朔の前から立ち去った。 また朔に写真撮られるとか恥ずかしすぎる。 きっとまたあの言葉を思い出して顔が赤くなるんだろう。 「刹那、可愛いから!」 「・・・っ!」 「かーわーいーいー」 「それ以上言わないで!」 「じゃあ言わないから、撮らせて。」 「嫌!」 「じゃあ言う。」 「それも嫌!」 朔はきっと超のつく鈍感なんだ。 私の片思いはまだまだ続くだろう・・・。 To be continue
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加