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「…で?ここは何処だ?なんで俺生きてるんだ?」
目を開けると、真っ暗な空間だった。ああ、これが死後のせか「ちがいますよ?」…え?
「あ、始めまして~神のミアです~トキ君よろしくねぇ~」
「ああ…よろしく…それで?神とやらわ一体なにをしに来たんだ?」
「あら?そんな簡単に信じるの?」
「まぁ、神なら何回か会ったことありますからね」
「……そっか、あなた如月家の…」
「そ~ゆ~こと」
それからしばらく、俺達は無言だった。
何分たっただろうか、ミアは急に口を開いた。
「如月トキ君。あなたは死ぬべき人間じゃない」
「いや、もうしんでるじゃん?」
「それは貴方の体ね、魂は死んでないから転生出来る」
「…つまり?」
「転生してもらうわ」
ミアがそういった突如、目の前が暗くなり、意識が薄くなるのを感じた。
意識が落ちる前、ミアが何かをいった。
(安心して、貴方が欲しい力、姿を強く念じれば手に入るから、そしたら…)
「久しぶりに夢を見たな…」
俺はまだ起ききってない体を無理矢理起こして、時計をみる。
「ミアに転生させられて調度1年か…なつかしいな…」
あの時の夢は何回か見たが、最近は無くなっていた…が、調度1年なこともあって意識しすぎたのかね?…
「ま、別にいっか、今日はマスターが俺を呼んでたんだっけな?」
昨日の出来事を思いだしながら俺は家を出た。今までの一年は準備に過ぎない。これからが始まりだとゆうことも知らずに…
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