01号室
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浅い呼吸を繰り返す 互いの粘膜を通り越して 温もりを求め合う そうすれば 俺達は安心して 朝を抱きしめられる 本当は 嫌いで嫌いでたまらないのに 嘘の笑みを上手に浮かべて 「…永久に」 灯夜の笑みは艶やかだ 「…ともに」 俺達は 互いに依存している それに気づいたのは 抜け出せない底なしの沼に 入ってしまってからだった .
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