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訳が分からないまま周りを見渡すと、黒い箱が置いてあった。
「何だよ、これは・・?」
注意しながら箱を開けてみる。
中に武器のような物が入っていた。
「これは俺の物なのか?」
武器に触ろうとした瞬間にドアを開けて誰かが入って来た。
[????]
「ようやく君も来たのか。」
振り返るとあまり自分と変わらないぐらいの年の男が居た。
「だが君はまだ何も知らないようだね?」
「だがいずれは思い出すはず。」
「お前は誰なんだ、なぜ俺の事を知っている?」
男は全てを見透かしたような表情をしながら
「私が君を呼んだんだ。」
「君は私の計画に大切な人材だからね。」
「ただ、君が目覚める事は想定外だったよ」
計画?なんだよそれ。
それよりもどうやって俺をここに運んだんだ?
訳が分からない。
「お前の計画って言うのは何なんだ?」
「俺がお前の仲間になるのだとするなら教えてくれ。」
「君は確かに仲間になるであろう人材だ。」
「だがまだ君は何も思い出してはいない。」
「思い出す為には君はもう一度眠らなければならないんだ。」
「眠ると何が起こるんだ?俺は普通の人間だぞ。」
「いや、君は選ばれた人間なんだ普通の人間ではない。」
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