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「ごめんごめん。ちょっと変なこと考えてしまっていたから自分に喝を入れていたよ」
みんな納得する様子を見せずにひたすらジト目で僕のことを見てくる。
変な行動をしていた自覚はあるんだからそんな睨むようにしなくてもいいだろ。
「ええと、遊べる場所を教えればいいんだったよね?なら―――」
「俺は優介の家に言ってみたいな」
何ですと?
今なんておっしゃったのですか拓也さん。
僕の家に来たいですと?
そんなこと許すわけが―――
「いいよ」
お約束の如く即決。
だって家に誰もいないから許可をとる必要がない。
それに家に一人だけだと寂しいんだよね。
……
みんなと一緒だと楽しさも増える。
「随分と早く決めたな。いやまぁ、優介の家に行けるのは楽しみだけど」
「おっ、優介の家に行くのか?優介の家は結構レアだぜ。俺でも中々行かないからな」
レアって言われても遊びに行く時に案として中々出ないだけで、来たいと言われたら家へ迎え入れても大丈夫なんだけど……
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