*第1章*

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かっこいい人か... 全然思い付かない..。 「よぉっ!!南海、咲」 「あ、和夜!!」 私たちの教室の前で ヒョコっとドアから顔を出す和夜。 和夜は小学校から一緒で 何かと仲がいい。 和夜はかっこいい? うーん.. モテるらしいけどね。 ずっと一緒にいるからそう感じないのかな。 「..和夜じゃないよね。」 思わず口に出した。 「えっ俺和夜だけど」 「えっあっごめん!!!」 何も考えてなかった。 「南海~どうせ和夜はかっこいい人の部類に入らないとか思ってたんじゃない?」 あ.. バレてるしっ 「あ~ははは..」 笑うしかできない。 「ん?なんだソレ」 えっ聞くの?! それ聞く?! スルーするかと思ってた。 「んとね、南海がね~」 ...言うのかい。 .... 「うははははっ(笑)」 爆笑の和夜。 おもしろいのか? 「笑うなっ」 ちぇっ.. 恥ずかしい...。
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