プロローグ

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この町には昔から“魔術師”が居る という噂がたっていた。 そして、僕は噂が事実だと知った。 なぜなら、僕が魔術師だからな。 なぜ、僕が魔術師になったのかは いずれ話そう 僕はもともと人間だった。 昔、ユーリという少女が魔術師だった。 ユーリも今は人間よりの魔術師。 それが“僕”と“ユーリ”の 願いだからだ。 僕は魔術師になりたいとユーリに願い ユーリは人間になりたいと僕に願った。 ユーリが自ら10分の9の魔力を僕に与え ユーリは人間よりの魔術師になった。 それが対価だからな。 その日から僕の物語が始まった。
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