お焚き上げ

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どうやら、愚か者同士でネットワークがあるようだ。 後ろを見ると、ぞろぞろと愚か者臭を纏った連中が並んでいる。 水筒を手に、赤い顔をしてイカを咥えているのは、愚か者の絵師だろう。 徳利を持つ、平らな胸の持ち主は、私が師匠と呼ぶ者に違いない。 あまりの愚かさに・・・・ 涙が溢れてきた。
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