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クラスの皆が次々に俺達に謝ってくる
男達「すまねぇ!」
女達「ごめんなさい!」
愁夜「あ、あぁ・・・大丈夫だから・・・分かってもらえれば・・・なぁ?」
和也「あ、あぁ!」
すると、頭を下げていたクラスの皆は一斉に「ありがとう」と言った
なんだ・・・いいクラスじゃないか・・・
俺と和也は顔を見合せ、そしてクラス全員に向かって言った
愁夜&和也「改めてよろしくな!」
こうして、俺の初高校デビューはいい結果で始まった・・・
そういえば・・・藍原さんはここのクラスじゃないのかな?
愁夜「なぁ?和也・・・」
和也「ん?どしたの?」
愁夜「藍原さん・・・ていう人いたじゃん?ここのクラスにいないんだっけ?」
和也は、その事を聞き、大きなため息をはきながらやれやれと両手をヒラヒラさせていた
なんかムカつくなぁ・・・
和也「お前・・・クラス表、ちゃんと見なかったのか?あのお人は頭のいい奴がゴロゴロいる1-Kクラスにいるぞ・・・」
愁夜「ふ~ん・・・1-Kクラスねぇ・・・」
そりゃそうだよな?新入生代表に選ばれたんだから当然っちゃあ当然かぁ・・・
俺が頷いていると、和也がジィ~と俺を睨んでいる
愁夜「な、なんだよ?」
俺はあまりにもしつこく睨んでいるので聞いてみた
和也「お前・・・まさか、藍原様を狙ってんじゃあねぇだろうなぁ?」
愁夜「は?狙うって・・・なにを?」
すると、和也がいきなり叫び出した
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