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チュンチュン・・・
小鳥のさえずりが聞こえてくる
ガチャ・・・
今日も清々しい朝がき「お~に~ぃ~ちゃ~ん!!」
ドンッ!
愁夜「ぐはぁっ!?」
あ・・・朝の清々しさが一気に吹き飛んだよ・・・ハァ
どうも・・・この小説の主人公の泉谷 愁夜(いずみやしゅうや)です
朝からお見苦しい所を見せてすみません
えっ?逆にいいだろうって?
そんな事・・・ありますけど、でも流石に朝からのタックルはきつい
?「お兄ちゃん?さっきから誰と話してるの?」
おぉっと!そうだった!まだ、一人紹介してなかった
今俺の腹の上に乗って首を傾げてる茶色ポニテ少女は俺の妹の泉谷友里(いずみや ゆり)
俺の自慢の妹で現在中三である
愁夜「ん?読者様に挨拶をしてるんだよ?」
友里「読者様?そんな人いないよ?」
愁夜「まぁ、あまり気にしないでいいよ
それより、友里どうしたの?朝からタックルなんて・・・」
そう言うと友里は頬をプクゥッと膨らませた
友里「むぅぅ~!違うもん!お兄ちゃんにタックルしたんじゃなくて抱き付いたんだもん!!」
愁夜「そうか・・・中三になっても甘えん坊さんだな?」
そう言って友里の頭を優しく撫でる
すると、友里は目を細めて気持ちよさそうな顔をしている
あっ!そういえば・・・
愁夜「ねぇ友里・・・」
友里「んにゃ~?」
愁夜「今って・・・何時?」
友里は、今気付いたのか勢いよく俺から離れそばにあった時計を見た
友里「・・・8時・・・10分くらい」
えぇ~っとここから学校までは歩いて30分・・・走って約15分って所だ
学校開始は8時25分・・・
愁夜「だぁぁあ!?やっべぇぇ!?初日から遅刻はヤバいぞ!?」
友里「わ・・・私も早く学校行かなきゃ!?
お兄ちゃん!先行ってるねぇ!」
愁夜「おい!友里!お前制服は・・・・もう着てたのか・・・」
用意がいい奴だぜチクショー!
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