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愁夜「ハァ・・・ハァ・・・間に合った・・・」
現在8時24分・・・残り一分で体育館にギリギリ到着だぜ
俺は、素早くシューズに履き替える
そして、空いてる席を見つけ座った
愁夜「ふぃぃ~・・・危なかったぁぁ・・・」
そう俺が一息ついてると後ろからトントン・・・と肩を叩かれた
愁夜「ん?」
と振り向いた瞬間、俺は驚いた・・・
それもそのはず・・・そこに居たのは、朝男達に襲われていた藍原さんが居たのだから
美由紀「泉谷君!おはよう!」
愁夜「えっ?あれっ!?藍原さん!?何で!?」
俺・・・先に行ってギリギリで着いたんだぞ?それなのに、なぜあとから来た藍原さんが・・・?
美由紀「フフ・・・なぜ早く学校に着いたか・・・
それは・・・裏道を使ったからなの」
愁夜「裏道?そんなのあったっけ?」
美由紀「実はね?私のお姉ちゃんがここの卒業生でね?私が今度入学する時に教えてくれたの!」
愁夜「へぇ~・・・でも何でお姉さんは裏道を教えたんだ?」
美由紀「それは・・・遅刻しないようにって言われたの
私、朝に弱くて中々起きれないから・・・」
アハハ・・・と藍原さんは苦笑いで答えた
愁夜「あぁ~俺もだよ・・・朝、寝坊する時あるから妹に起こしてもらってるよ」
と言うか、今日は偶々、朝早く起きれたんだが・・・友里を愛でてたら遅刻寸前で危なかったけど・・・
美由紀「えっ?妹さんいるの?どんな・・・「よぉ~し!今から入学式をやるから席に着け~!!」
あ・・・時間だね・・・じゃあ、またね」
愁夜「あぁ!またな!」
そして、入学式が始まった
まぁ、大体校長の長話と祝いの言葉だのだった
あとは・・・新入生代表が藍原さんだったのは少しビックリしたって事ぐらいだった
藍原さん・・・頭いいんだな?
そうして、始業式は終わった
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