オタク・・・高校デビューをする

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皆が教室に移動している中・・・俺はトイレに行っていた 俺は鏡を見て頭を動かしながら一息ついた 愁夜「よし・・・カツラはずれていないようだな・・・」 そう・・・俺はカツラを着けて初登校して来たんだ なんでか知らないが、友里がカツラをつけて行けってうるさかったからなぁ・・・ しょうがなく着けたが・・・ 愁夜「前があまり見えん・・・」 すっげぇ邪魔だ・・・ まぁ・・・すぐ慣れるだろ あっ!そうだ! 愁夜「伊達メガネもかけろって言われてたんだっけ・・・」 カチャッ・・・ 愁夜「よし・・・OKだ」 鏡を見て俺は頷く 愁夜「うん・・・すごい似合ってる・・・どっから見てもオタクにしか見えない」 確かにこの方がいいかもな・・・ 前に俺が一人で出掛けた時に何処からともなく、女性が声をかけてきて、キャーキャー言って大変だった時があったからなぁ・・・ まぁ、全力で逃げたけど・・・ しかし・・・何でだ?俺は顔は良くない筈なのに、女性が寄ってきたんだろうか? 愁夜「う~ん・・・考えても仕方がない・・・早く教室に行くか」 俺はトイレから出て教室に向かう 確か俺のクラスは1ーAだったな? 俺は教室を開け、自分の席を探す 愁夜「うぅ~んと・・・俺の席は・・・っと・・・ あった!」 おぉ!窓側の一番奥だ! いいところあったぜ 俺は、席に座る・・・すると、ヒソヒソ・・・と声が聞こえた
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