195人が本棚に入れています
本棚に追加
男1「秋道・・・バカな奴だよな?あんなオタクと友達になってよ?」
男2「あぁ、まさか!あいつもオタクだった・・・とか?」
男1「確かに・・・それならオタクと友達になる理由が一致するな・・・」
男2「そう、あいつも社会のクズだったって事だな?」
こいつら・・・俺はともかく・・・和也にまで悪口を・・・?
さらに、続く
女1「秋道君ってさぁ~バカじゃない?オタクと友達になるなんて?」
女2「だよねぇ~!秋道君も今日からキモオタクの仲間入りだね?」
女1「キャハハハ!キモコンビ結成って奴?」
女2「アハハハッ!」
すると、突然バンッ!!と音が鳴り響いた
その音の方に全員顔を向ける
そこには、肩をフルフルと震わせて下を向いている愁夜がいた
愁夜は、頭をバッと上げてゆっくりと低い声で喋る
愁夜「てめぇら・・・何様のつもりだ?人の友達の悪口を言ってんじゃねぇよ!?」
皆、愁夜の方を見て固まっている
そして、愁夜は怒りながらクラスを睨み怒声を放つ
愁夜「さっきからコソコソ、コソコソ、和也の悪口を言いやがって!
俺といるから和也が社会のクズだと?そんなんで、和也を差別するのかよ!?お前達は!?」
皆、静かに下を向いている
愁夜「俺の事は何を言われたって構わねぇよ・・・
だけどな・・・友達の悪口を言われて黙っているほどひ弱な人間じゃねぇんだよ!?」
和也は、戸惑いながらも愁夜を落ち着かせようと声をかける
和也「愁夜・・・落ち着け「これが落ち着けるかよ!?」
愁夜・・・」
このぐらいにしとけ・・・と言わんばかりの目で和也は俺に向かって視線を送っている
俺は、ハァ・・・と息を吐きクラスに伝えた
愁夜「・・・とりあえず、俺の友達(ダチ)の悪口を今度言ったら・・・許さんぞ!」
皆、愁夜のあまりの変貌に驚き過ぎてしばらく動かなかった
最初のコメントを投稿しよう!