オタク・・・高校デビューをする

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男1「秋道・・・バカな奴だよな?あんなオタクと友達になってよ?」 男2「あぁ、まさか!あいつもオタクだった・・・とか?」 男1「確かに・・・それならオタクと友達になる理由が一致するな・・・」 男2「そう、あいつも社会のクズだったって事だな?」 こいつら・・・俺はともかく・・・和也にまで悪口を・・・? さらに、続く 女1「秋道君ってさぁ~バカじゃない?オタクと友達になるなんて?」 女2「だよねぇ~!秋道君も今日からキモオタクの仲間入りだね?」 女1「キャハハハ!キモコンビ結成って奴?」 女2「アハハハッ!」 すると、突然バンッ!!と音が鳴り響いた その音の方に全員顔を向ける そこには、肩をフルフルと震わせて下を向いている愁夜がいた 愁夜は、頭をバッと上げてゆっくりと低い声で喋る 愁夜「てめぇら・・・何様のつもりだ?人の友達の悪口を言ってんじゃねぇよ!?」 皆、愁夜の方を見て固まっている そして、愁夜は怒りながらクラスを睨み怒声を放つ 愁夜「さっきからコソコソ、コソコソ、和也の悪口を言いやがって! 俺といるから和也が社会のクズだと?そんなんで、和也を差別するのかよ!?お前達は!?」 皆、静かに下を向いている 愁夜「俺の事は何を言われたって構わねぇよ・・・ だけどな・・・友達の悪口を言われて黙っているほどひ弱な人間じゃねぇんだよ!?」 和也は、戸惑いながらも愁夜を落ち着かせようと声をかける 和也「愁夜・・・落ち着け「これが落ち着けるかよ!?」 愁夜・・・」 このぐらいにしとけ・・・と言わんばかりの目で和也は俺に向かって視線を送っている 俺は、ハァ・・・と息を吐きクラスに伝えた 愁夜「・・・とりあえず、俺の友達(ダチ)の悪口を今度言ったら・・・許さんぞ!」 皆、愁夜のあまりの変貌に驚き過ぎてしばらく動かなかった
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