オタク・・・高校デビューをする

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全く・・・むかつくクラスだぜ そう考えていると、和也が俺に近づき話しかけた 和也「愁夜・・・さっきはサンキューな?」 愁夜「ん?別にいいさ・・・ただ、俺は高校で初めてできた友達(だち)の悪口を言われてムカついただけだから・・・」 そう言って和也と話していたその時! クラス全員が俺と和也に近づいて来て手前で立ち止まった 愁夜&和也「・・・・・・」 何だ?・・・まさか集団リンチか? 俺は、無意識に戦闘体制をとる そして、俺たちは驚愕な光景を目の当たりにした だって・・・ 皆が、俺達に向かって頭を下げていたんだから・・・全員 クラス全員「すいませんでしたぁ!!」 愁夜&和也「・・・はぁ?」 謝って・・・きた? すると、悪口を言っていた男達と女達が喋り始めた 男「本当にすまなかった!俺は、お前を見た目だけで判断して軽蔑をしてしまった・・・」 男2「オタクだから・・・暗くて、気持ち悪くて、嫌な奴だって勝手に判断していた・・・」 女1「でも・・・あなたが言った言葉で私達は思い知らされた 自分の為じゃなく・・・友達の為に怒るあなたの優しさが・・・」 女2「二人共、本当にごめんなさい!もう、あなた達の悪口は言わないわ!」 ・・・えっ?てことは、俺の言葉で皆目が覚めたって事・・・なのか? ま・・・まさかの急展開だぜ・・・ でも、これで普通に皆と仲良く出来るんだな・・・
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