とある天狗の日常観察

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――― 文「わー…、壁がなくなって隠し部屋が…にとりさんの技術力はしごいですね…。」 椛「すごいですね…。じゃないですよ!何やってるんですか!にとりさんがダメって言ったのに!」 文「ん…?見たこともない機械ですね…。」 椛「話を聞いてください…。」 にとり「あちゃー…天狗には見せたくはなかったんだけどね…。ま、見られたからには仕方ないね。」 文「私たちに見られたらまずいものなんですか?」 にとり「いや…上手く使えばとても便利な機械なんだけど…。悪用されると…って思うとね…。」 文「ふーん…。あっ、これって博麗神社じゃ…、あれ?こっちには妖怪の山が映ってる…。不思議ね…。」 にとり「幻想郷の各地をここだけで見れるんだよ。これでいつも材料とか探したりね。」 椛「へぇー、そうだったんですね。この量の機械も全部自力で?」 にとり「そうだよー。結構苦労したんだから。」 文「で、この写真を幻想郷中にばらまけば、面白いネタができる…と…。」 ―――
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