学園に帰還・・・・新たな仲間と部外者

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校長室 「健その子は?」 健「ほれ自己紹介くらい自分でしな」 イ「は、はい僕はイリィ・マグナスです」ピョコピョコ 「獣人の子供か」 イ「!?」ビクッ 健「ここに入学させてはもらえないか?こいつは危険じゃない」 「危険か危険じゃないかはどうでもいいのだよ」 健「?」 「問題は彼が獣人だからだよ・・・・君も分かるだろ?」 健「差別か」 「そう仮に入学させたとしても少年が孤立してしまい逆に可哀想になるそして虐めが起きてしまう・・・・私はそれを心配しているんだよ」 健「でもこいつには親がいない子供一人を見殺しに出来るほどあんたは落ちぶれたか」 「そんな事を言っているのではない」 イ「・・・・・・・・そうですよね」 健「イリィ・・・・」 イ「獣人は嫌われ者、迫害なんかされて当然ですよね・・・・獣人ってのは人間と獣のハーフなんですよ健・・・・だから僕ら獣人は獣でもなく人間でもない不完全な存在なんです」 健「もういい喋るなイリィ」
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